「使いづらいといったご意見などはとくに承っておりません」
階段手すりは、すでに30年ぐらい使われているが、その間にあった利用者の反応について、和歌山県立博物館では5月12日、J-CASTニュースの取材にこう説明した。
「これまで直接、高齢者や障害者のかたから、使いづらいといったご意見などはとくに承っておりません。しかしながら、当館自体、オープンしてから30年以上経過しており、様々な点で改修・改善等が必要な部分もあると認識しています」
館内にはエレベーターが設置してあり、11月末から翌26年3月末まで臨時休館し、エレベーターの改修工事を予定していると説明した。
他のにょろにょろしたフラクタルデザインについても、「これまで直接、イスやドアの取っ手などで使いにくいといったご意見はとくに承っておりません」と回答した。
ネット上で話題になったことについて、どのように受け止めているのか聞くと、「今回、様々なご意見をいただき、参考にしながら、利用しやすい環境づくりを目指したいと考えております」と述べた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)