プロボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア、26)が、経済的困窮を訴えた。
ファイトマネー当て込んでマイホーム購入
米ボクシング専門誌「ザ・リング」(ウェブ版)が2025年5月13日に報じた。
14日に地元オーストラリアでノンタイトル戦を予定するグッドマンは、「ザ・リング」のインタビューに応じ、経済的に困窮している現状を明かした。
グッドマンは24年12月24日に、東京・有明アリーナでスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、32)と対戦する予定だった。
ところが、練習中に左目上をカットし延期に。試合は、1か月後の25年1月24日に設定されたが、試合の2週間前にグッドマンが再び左目上を負傷したため、陣営は試合を辞退した。
オーストラリアメディアの報道によると、井上戦のファイトマネーは100万ドル(約1億4700万円)だったという。
地元メディアによると、グッドマンは井上戦のファイトマネーを見込んで、ローンを組んでマイホームを購入したという。ところが、あてにしていたファイトマネーを手にすることができず、経済的に困窮しているという。