世界1位グッドマン、10か月ぶり勝利で井上尚弥戦「熱望」も...地元メディア冷ややか「指名試合の可能性は低い」

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「飼い犬のドッグフードを食べて空腹を満たした」

   このような経緯もあり、井上戦を熱望するグッドマンだが、地元メディアの反応は冷ややかだ。

   「Fox Sports Australia」は、「グッドマンは2年間の大半を井上の指名挑戦者として過ごしてきたが、指名試合を確保する可能性は低くなっている。グッドマンは、その代わりにIBF、あるいはWBOの暫定タイトルマッチに焦点を移す可能性がある」と解説した。

   「Fox Sports Australia」が指摘するように、現状では井上との対戦は厳しい見通しだ。井上の25年度のスケジュールはすでに内定しており、26年度もすでに対戦候補が挙がっている。井上との対戦を望むならば、世界ランクをキープしながら待ち続けるしかない。

   あくまでも井上戦にこだわりを見せるグッドマン。試合前、米メディアの取材に対して、井上戦をキャンセルしたことで経済的に困窮していることを明かした。100万ドルのファイトマネーを当て込んで、自宅を購入したが、試合が中止になったためローン返済に苦しんだという。

   「Fox Sports Australia」によると、グッドマンは試合後、「全くお金がなかった。1ドルもなかった。知り合い全員から借金して住宅ローンの返済に追われた。本当に地獄だったよ」と振り返り、飼い犬のドッグフードを食べて空腹を満たしたことを明かした。

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