一体何のために?名古屋の駐車場でナンバープレート大量盗難 被害者が明かした現場の惨状

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愛知県警「被害届が出されたら、当然捜査します」

   ナンバー盗難があった駐車場を管理する地元の不動産会社は5月15日、取材に対し、次のように状況を話した。

「管理している約200か所の駐車場では、数年前に車やタイヤが盗まれた被害はありましたが、ナンバープレートの被害は最近聞かないですね。ほとんどの駐車場は、オーナーの判断で防犯カメラが設置されておらず、今回の駐車場も同様で、柵もなく立ち入りやすかったのではないかと思います」

   名古屋市内では、ここ5年ぐらいでナンバープレートの盗難がいくつかニュースになっており、逮捕者も出ている。本来は3ナンバーなのに5ナンバーが付いていたとして通報され、事件が解決して報奨金10万円が支払われたケースもあった。

   市では、県警とともに、ナンバープレート盗難防止キャンペーンを展開し、公式サイトなどを通じて市民に注意を促している。「犯人は、ナンバープレートを盗み、盗難車に取り付けて使用しています」として、盗難防止ネジを取り付けるよう呼びかけている。このネジは、特殊なネジ山を使っており、市販の工具では簡単に取り外せないのが特徴で、あわぞーさんも、盗難後に装着したとXで明かしていた。

   ナンバープレートの被害について、西署は15日、一般論として、「盗難車に取り付けて使用するため、プレートが盗まれているのだと思います。被害届が出されましたら、防犯カメラの映像を調べるなどの捜査は当然します」と取材に話した。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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