「大問題じゃないですか。機能していないよね。どっちみち」
その後、田村さんは、「中居君が嘘をついてるとは、ぼくはちょっと考えづらい」と主張した。続けて、次のように述べた。
「中居君が芸能界を引退しなきゃいけない、その責任を取らなきゃいけないようなことがあったんだろうなとは思うけども。でも、一方的に中居君のヒアリングは全く反映せず、中居君の『守秘義務を解除したい』っていうことも、まぁ言ったら真逆のことにして第三者委員会が発信したのであれば、これ大問題ですよね」
田村さんは、一般的に果たすべき第三者委の役割について考えを述べた後、中居氏と食い違っている2点について再び言及した。
「この点においてはですよ。お相手の女性を傷つけるようなことがあったということは、多分中居君も、それはきちんと引退っていう形で責任は取ってるんだろうけど。けど、だからと言って、今回の中居君の訴えが本当なのであれば、第三者委員会どういうつもりなのよってやっぱ思いますよね。大問題じゃないですか。機能していないよね。どっちみち」
その後、「第三者委員会が嘘ついてたとしても大問題だし、中居君がこのタイミングで反論して嘘をついてるんだとしたら大問題だし」と説明。また、中居氏の反論が遅いと指摘するネットの声に対して、田村さんは中居氏の立場を推測しながら次のように話した。
「ぼくの想像ですけど、傷つけるようなことをしてしまって、色々迷惑をかけたから芸能界を引退するという形で、中居君が責任を取りました。その後、第三者委員会が色んなことを調査して報告したことに、『これはいくら何でも違うな』って思ったときに、それでも『でももう引退した身だからしょうがない。俺は何を言っても仕方ないんだ』と思って、ずっとモヤモヤした期間が幾日かあって、『でもやっぱりこれは、ここの部分はどうしても言いたい』と思って、色々と準備をし始めた期間が1か月ぐらい。第三者委員会が情報を出してから1か月後の中居君の反論ですけど。これしっかりと準備しないと、また安易に『そんなこと言ってない!』と言って、ただただ中居君が1人で訴えを起こすっていうのは難しいので、まぁ色々と気持ちの整理だったりとか、ちゃんと反論するために準備をする期間として1か月は必要だった期間なんじゃないかなと、ぼくは想像しています」
田村さんは、中居氏を擁護する気は全くないとも説明。トラブルがあったのは事実だろうとしつつも、次のように述べた。
「第三者委員会が一方的に中居氏のことを全く考えず、どちらかというと被害に遭った女性寄り、フジテレビのやったこと、フジテレビが人事として、会社が自分の社員を守ることができなかったというところのメスが入ったのを、中居君のところに全部すり替えてしまう、中居君の責任にすり替えてしまうような動きがあったんだとしたら、どこの第三者機関でも信用がおけないなってなりますね。真実がどっちかは分からないので。でも、少なくともどっちかが嘘をついているんで」
その後、田村さんは「(編注:1か月後の反論は)準備期間として妥当だと思うし、むしろ今の段階では、中居君が嘘をつく理由がそんなにないですよね。第三者委員会のほうが嘘をつく理由が、今ぼくが想像する限りあるので」と主張。第三者委が再反論するべきだとした。
この話題について話した最後の場面では、「(編注:第三者委が)中居君よりは嘘をつく理由が今の段階では見受けられます。それは、大企業を守るのか、被害に遭った女性の方を守ろうとしているのか。だからといって、被害に遭った女性に、また色んな言葉が、誹謗中傷の言葉が飛んでいくのも違うと思うので、今はどこで最終的に争うのかは分からないですけど、経緯を見守りたいなと思います」と述べている。