「退職代行」使われた企業1位は?モームリ系列が発表 「トップ10の半数以上」占める業界も

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「業種ランキング」トップ5も公開

   アルバトロス代表取締役・谷本慎二氏は同日、先の投稿に対して「人材派遣会社の中でも『派遣されている社員』の利用率が高いです」と補足した。中には離職率の改善に努める企業もあるとフォローする一方、次のように業界の課題を指摘した。

「しかし派遣先企業に問題がある場合があったり、従業員の数で利益が変わる為、退職=利益減となり、安易に退職を認められないシステムの悪循環にもなっています。退職代行との相性が良い派遣業のシステム自体を見直す段階に来ているのかと考えます」

   人材派遣の離職率を下げる方法としては「希望があればすぐ配属先を変えれる体制を作る」「配属先を候補から選べるようにする」「退職を引き留めない」の3点を挙げ、「これを人材派遣の管理職の方に伝えると毎回すごく渋い顔をされますが、これが実現できれば代行利用は激減します」とも伝えた。

   ほかにもMOMURI+は「退職代行を利用された36281名の最新業種ランキング」として、

1位:サービス業 5607名(15.45%)
2位:製造業 3758名(10.36%)
3位:医療関連 2968名(8.18%)
4位:営業 2808名(7.74%)
5位:販売業 2743名(7.56%)

と結果を紹介し、「母数が多い業種が上がる傾向はありますが、医療関連の退職率は非常に悩ましい問題です」とコメントしている。

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