「財源について、厚労省も立憲民主党も全く明確にしていない」
続いて、「第二に、『百年安心年金』のはずのものがわずか二十年で安心できなくなったために税金を投入しなければならなくなったが、その税金の財源のあてがない」とも説明。
「基礎年金は、二分の一を国庫負担することになっているので、厚生年金の積立金を流用して基礎年金に回せば、同額の税金を投入することになる」とし、「次の百年間、毎年、二兆円から三兆円の税金が必要とされる、しかし、その財源について、厚労省も立憲民主党も全く明確にしていない」と批判。
「これを『あんこ』というならば、『毒入りのあんこ』だ」と切り捨てた。
「第三に、就職氷河期世代のためにこの修正をやるというが、基礎年金の金額は満額でも生活保護の金額に満たない状況に変わりはない」との問題点を指摘し、「このままでは貧困に陥ってしまう年金受給者を救うための、年金制度の抜本改正」が必要だと主張していた。