「男性パンツが売れると景気は良い」 日本の「男性下着指数」最近どうなっている?

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   経済学者の一番の仕事は、自分の予測が外れた時の言い訳を考えることだと笑った皮肉屋がいた。それほど景況判断やましてや経済の行く先を予想するのは難しいということだが、そんなときにもっともらしく語られるのが"巷の指数"である。よく知られるのが「ビッグマック指数」。各国のビッグマックの価格を比較することで、その国の為替レートや物価水準、購買力など経済状況を推し量ることができるという。

  • パンツで不況を予想できる?
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  • 男性パンツが売れなくなると不況が近い
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  • 男性パンツが売れなくなると不況が近い

リーマン・ショックや新型コロナの時は激減

   「男性パンツでも不況を予想することはできる」と、「男性下着指数」を唱えたのは、米FRB(連邦準備制度理事会)の元議長アラン・グリーンスパン氏だ。男性パンツが売れなくなると不況が近いという分析で、なぜそうなのか。パンツに穴が開いたり擦り切れても、だれに見られるわけでもないから、懐がさみしいとなかなか買い替えない。つまり、消費が冷え込んでいるのだと、経済界の重鎮は笑いながら解説したという。たしかに、リーマン・ショックや新型コロナ・パンデミックのとき、米国内の男性下着の販売数は激減している。

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