「お前が来い!会いたい」カスタマーサポート担当女性への歪んだ好意と脅迫発言...ヤバすぎクレームに戦慄

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   病院などで使われる医療機器のカスタマーサポートには、ときに信じがたいクレームや理不尽な言動を寄せられることがある。

   声を荒げるだけでなく、人格を否定するような暴言、さらには「出会い目的」ともとれるような発言まで......。

「最初のひと言から怒鳴られました」

   そう語るのは、医療機器メーカーのカスタマーサポートで受電対応をしていた松原彩さん(仮名・30代)だ。

  • 医療機器メーカーのカスタマーサポートで起きた驚愕のカスハラとは
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電話口の怒声から始まった異常なやりとり

「電話に出た瞬間から怒鳴っていました。内容を聞く前に、声だけで『いつもの人』だとわかりました」

   相手は病院関係者とみられる男性。声を荒げながら、「お前のところの機械は欠陥品だ」「説明書通りに使っているのに壊れた」と責め立てた。松原さんはていねいに耳を傾け、問題点を冷静に確認していった。

   ところが、30分以上の通話を経て、技術スタッフの派遣を案内した瞬間、相手の態度は突如として変化する。

「お前が直接来い。会いたいんだよ」
「こんなに自分の話を聞いてくれる人、初めてだった」

   まるで業務とはかけ離れた個人への接近を狙う言葉の数々に、松原さんは強い違和感を覚えたという。さらに、「会ってくれたら最新機を買ってやる」と、仕事と私情を混同した発言まで飛び出したのだ。

   松原さんが断ると、相手は激昂した。

「俺の誘いを断るのか、いい加減にしろ」
「お前の勤め先はわかっている。待ち伏せしてやる」
「いい年した女なんだから、枕くらいわかるだろ」

   もはや「クレーム」の体裁すらない。職場の枠を超えて個人を狙う、悪質な発言のオンパレードだった。

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