芸能事務所「LAPONEENTERTAINMENT」が2025年5月31日、公式サイトを通じてグローバルボーイズグループ「JO1」のメンバー、鶴房汐恩さんの活動自粛を報告した。「外部専門家の意見も聞きながら慎重に検討を重ねた結果」LAPONEは31日、「【お知らせ】鶴房汐恩に関するご報告」とのページを公開。「このたび、弊社所属アーティスト・鶴房汐恩が過去にオンラインカジノを利用していた事実が判明いたしました」と報告した。「事実を把握した後、速やかに厳正な処分を行いましたが、その際、深い反省の意を示すとともに、社会人としてのけじめをつけるべく一定期間の活動自粛の申し出が本人よりありました」申し出を受け、「弁護士をはじめとする外部専門家の意見も聞きながら慎重に検討を重ねた結果、違法行為の態様及びそれに対する処分、当時のオンラインカジノをめぐる状況、本人の反省の深さなどを踏まえて総合的に判断」した上で、10日間の活動自粛期間を設けることにした。自粛期間は「本人が社会的責任を改めて自覚する機会とし、外部専門家の指導のもと、法的知識、コンプライアンス、社会倫理等に関する更生プログラムなどを集中的に受講いたします」といい、「再発防止に向けた具体的な学びと行動変容を図ってまいります」。自粛後は活動を再開するという。「オンラインカジノの違法性に関する周知が不十分だった」オンラインカジノの利用発覚をめぐっては、これまでもコンプライアンス研修を行っていたものの、「オンラインカジノの違法性に関する周知が不十分だった面があり、本人もオンラインカジノを利用していた期間はその違法性を十分に認識できておりませんでした」という。再発防止策として、全体への注意喚起とともに「弁護士等の外部専門家を講師とする社会情勢の変化に即した内容を盛り込んだ全所属アーティスト、全社員対象のコンプライアンス研修」を行うとした。鶴房さんは、「この度は本当に申し訳ございませんでした。大変情け無いことをしたと自分の中でももの凄く反省しております。これからの僕の生き様で必ず信頼を取り戻してみせます。関係者の皆様、JAMの皆様、僕のことを応援してくださる皆様、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪のコメントを寄せている。活動自粛の発表に、SNSでは「反省して戻ってくる汐恩くんを待つしかないからね」「人柄が分かるからこそ残念、厳しい道になるけど猛省してメンバーや周りの人達のためにも自分のためにもリテラシーを高めて進んで行って欲しい」など、複雑な胸中を明かすファンの投稿が相次いでいる。
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