盗難車の追跡にGPSの活用は有効
CANインベーダーはクルマの左フロントタイヤ付近から差し込むため、駐車する際は左フェンダーを壁などにぴったり寄せ、侵入者が入り込めないようにするとよいようだ。
もちろん、駐車場にいつも壁があるとは限らない。そこで最近はCANインベーダーに対応した車両セキュリティーシステムをユピテルなどが開発し、販売している。リレーアタックにも対応するという。オートバックスなど自動車用品店が扱っており、価格は数万円程度のようだ。
万一、クルマが盗難に遭った場合、警察に届けるのはもちろんだが、クルマにGPS追跡装置やアップルのAirTag(エアタグ)を備えておけば、発見が容易になるかもしれない。
(ジャーナリスト 岩城諒 )