備蓄米、ブランド米が買えなくても 玄米、もち麦、カルローズ米、タイ米がこんなにおいしかったなんて

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   1キロ400円(5キロ2000円)で備蓄米のコンビニ販売がスタートと聞いて、慌てて駆けつけたらとっくに売り切れ。悔しい思いをした人は多いのではないか。一方、新潟のコシヒカリなど人気ブランド米は、デパ地下では5キロ6000円(税込み)近くになって、もう手が届かない。

   こうなったら、白米ではないご飯や輸入米をいかにおいしく食べるか、知恵を絞らなければならない。そんな工夫ごはん4選――

  • 白米ではないご飯や輸入米をいかにおいしく食べるか
    白米ではないご飯や輸入米をいかにおいしく食べるか
  • かつて「外米」と言われたインディカ米
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玄米には濃い味のおかずが合う

【玄米】
   収穫したコメを脱穀すると玄米になり、それを精米すると白米だ。玄米は白米に比べてポロポロした食感で、ぬかの臭いがある。玄米好きはそこが魅力というのだが、炊飯器で炊くなら、玄米2合に対して水600ccとやや多めにして、半日ゆっくり水に浸し、玄米モードにセット。
   食味は白米に比べるとやや甘みが薄く淡泊なので、おかずは味が濃いめのものが合う。魚なら白身よりマグロや背の青いアジやサバ、イワシ。肉なら豚のみそ漬け、野菜は筑前煮、ひじき煮、ぬか漬けなどだ。けんちん汁とは相性抜群。

【もち麦】
   もち麦という麦の品種があるわけではない。大麦にもコメと同じように「うるち」と「もち」があって、「もち」は粘り気が強い。そう、やはり"もちもち"しているのだ。
   かさ増しで白米に2~3割のもち麦を混ぜて炊くと、白飯と味も食感もほとんど変わらない。夏の暑いときは、冷や茶漬けにするとさっぱりしておいしい。

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