阪神・佐藤輝明「確信歩き」でシングルヒット、「完全なボーンヘッド」球団OB苦言...「スキあるとチーム勝てない」

「打ったら走る。全力疾走。これを怠らないように」

    佐藤のプロらしかぬ「走塁ミス」に、田尾氏は「当然、2塁打だと思っていたが、佐藤輝明はオーバーフェンスすると、自分で決めつけた。全力疾走しなかった。結局、シングルヒットということになった」とし、「これは完全なボーンヘッド(集中力が欠けたプレー)。これはいただけなかった」と苦言を呈した。

    そして、動画の終盤に試合を総括しながら「今日、1番気になったのは佐藤輝明」と改めて佐藤の名を出し、「フェンス直撃なのにシングルヒット。これは完全にボーンヘッド。走塁ミス。普通に走っていれば、2塁は陥れられた。あれは自分で決めつけてはいけない」と厳しい口調で指摘した。

    阪神は、楽天3連戦すべてが1点差ゲームで、そのうち2試合がサヨナラ負け。セ・リーグのペナントレースでは首位を走るも、セ・パ交流戦は5勝7敗の9位タイと低迷している。

    球団OBでもある田尾氏は「スキがあると、なかなか勝てないゲームが出てくる。打ったら走る。全力疾走。これを怠らないように頑張ってもらいたい」とエールを送った。

    スポーツ紙の報道によると、阪神・藤川球児監督(44)は試合後、佐藤の「走塁ミス」に関して、「自分の責任としてしっかり火曜日からやらなければな、と思っています」と語ったという。

    6連敗中のチームは、17日から本拠地・甲子園球場でロッテと3連戦、20日からはソフトバンクと3連戦を予定している。

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