小泉進次郎農水相が2025年6月17日、農業機械のリースを推進したいとの発言を行い、波紋を広げている。
「持ち出させていただいた議題の1つというのは、農業機械も含めて......」
小泉氏は17日、経団連の筒井義信会長らと会談し、企業の農業参入の促進などについて語った。農水大臣と経団連の懇談は約10年ぶりだという。
会談後、小泉氏によると、会談では企業による農業参入促進の加速化やデジタル技術を活用したデータ連携利活用の促進、スマート農業機械などの新技術の開発利用・促進や、高速通信環境の整備、そして国際的なサプライチェーンの強化といった4点について、具体的に検討していくことで合意したという。
波紋を広げたのは、小泉氏による懇談終了後のコメントだ。
今後の展望に手応えを感じたと語った小泉氏は、「今日は役員の皆さんの中には、建設関係の皆さんもおいでで。今日私からも持ち出させていただいた議題の1つというのは、農業機械も含めて(の話)」と切り出した。