格闘技イベント「BreakingDown」COOで実業家の溝口勇児氏が2025年6月19日、「新しい挑戦」を始めると報告した。
「安倍総理が銃撃され、亡くなった日に、新しい挑戦を始めます」
溝口氏は19日、自身のXを通じて「7月8日。安倍総理が銃撃され、亡くなった日に、新しい挑戦を始めます」と切り出した。
「自分のこれまでの人生の中で、最も身の危険やリスクを伴う挑戦になります」といい、「第一弾」として新しいYouTube番組を公開すると報告。
番組の内容については、「時に『陰謀論』と呼ばれながらも、長らく時の権力にタブー視されてきたテーマに正面から切り込む」と説明した。
番組の制作にあたっては、「BreakingDownやREALVALUEなどの僕のチームに加えて、地上波で数々の人気番組を手がけてきた、政治・社会・陰謀論領域に精通する国内最高峰の制作陣」を迎えるという。
「自分のリスクで0からSNSアカウントやYouTubeチャンネルを立ち上げる予定」とし、「『これは流せない』『スポンサーが嫌がる』『世論が荒れる』といった地上波でされてきた忖度は一切なく、会議室で消されてきた、でも本当は議論すべきだったテーマを、この番組では扱います」。
「経営陣や社外顧問の中でもいまだ反対の声は多く、仲の良い経営者や報道関係者からは、命の危険を指摘されました」とも明かし、「無傷で何も変えられないくらいなら、傷ついてでも前に向かう方を選ぶと、人生、腹を括っています」と決意をつづった。
「安倍首相事件黒幕」「東日本大震災人工地震」etc.
投稿には、予告動画も添付されている。
「Fake or Fact - You define the BORDER.-(フェイクか事実か......その境界線を決めるのはあなただ)」とし、故・安倍晋三元首相の胸像の背景に、「安倍首相事件黒幕」「東日本大震災人工地震」「製薬業界闇の矛盾」「報道規制真実隠す」「港区快楽麻薬の闇」「日本侵略中国計画」といったワードが並んだ。
映像がドナルド・トランプ米大統領の胸像に切り替わると、背景には「NASA月面の嘘」「ケネディ大統領事件黒幕」「9.11テロ自作自演」といったワードが表示された。
問われる「安倍総理が銃撃され、亡くなった日に」の意図
一方で、故人である安倍氏の名前を引き合いにしていることについて、「安倍さんさすがに関係なくて不謹慎すぎるだろ」「バズりたいがために故人をだしに使うのはやめよう」とする批判も寄せられている。
安倍氏と溝口氏のあいだには直接の交流は確認できないお、溝口氏は13年4月、自身のXで「僕なんかとは比べようがないほど、あまりに大きな責任を背負ってる人はたくさんいる。一国の長なんてその際たる例。阿部さんが前回総理を辞した時は『情けねぇなぁ〜』とか思ってたけど、今はそんなこととてもじゃないけど言えないし、思えない。。。」(原文ママ)と書き込んでいる。
同年10月にも安倍氏の靖国参拝をめぐる報道に触れ、「参拝しても批判。参拝しなくても批判」とするなど、たびたび安倍氏の行動に言及している。
7月8日。安倍総理が銃撃され、亡くなった日に、新しい挑戦を始めます。自分のこれまでの人生の中で、最も身の危険やリスクを伴う挑戦になります。
— 溝口勇児 | 連続起業家 (@mizoguchi_yuji) June 19, 2025
この構想を形にするために重要な会社のM&Aやテクノロジーを活用した挑戦も準備してますが、まずは第一弾として7月8日に新しいYouTube番組を公開します。… pic.twitter.com/ddUMZ5gsQj