「TOKIO」の解散発表に、「TOKIO課」を設置しTOKIOと連携した事業に取り組んできた福島県は、2025年6月25日に「城島茂氏と松岡昌宏氏には、TOKIO解散後も変わらず福島県を応援していただきたい、力を貸していただきたい」とコメントを発表した。城島さんと松岡さんは、今後も福島県と連携する意向はあるのだろうか。TOKIOとグループエージェント契約を締結しているSTARTOENTERTAINMENTは、現在決まっている仕事については「ご依頼主のご意向もよりますが、全うする所存です」とした。「解散後も変わらず福島県を応援していただきたい」TOKIOをめぐっては、6月20日にメンバーの国分太一さんについて「コンプライアンス違反が判明いたしました」として、無期限での活動休止が発表された。また、日本テレビが「過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あった」として、出演する「ザ!鉄腕!DASH!!」からの降板を発表した。25日、TOKIOは公式サイトで解散を発表した。「このような状態になった以上、グループ『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることといたしました」と説明している。これを受け、福島県は国分さんのコンプライアンス違反とTOKIOの解散について「震災直後から本県に寄り添い、長年にわたって、ともに『ふくしまプライド。』を発信してきた方でもあり、この度の事案及び本事案に絡みグループTOKIOが解散することは大変残念である」とコメントを発表した。今後について、「TOKIOがこれまで本県の復興に果たしてきた役割は大きく、今後も本県の風評払拭と風化防止を一層進めていくという観点から、城島茂氏と松岡昌宏氏には、TOKIO解散後も変わらず福島県を応援していただきたい、力を貸していただきたいと考えている」と、今後の意向を説明した。すでに依頼されている仕事は依頼主の意向踏まえ「全うする所存」こうした福島県の意向に対し、城島さんと松岡さんはどう受け止めるのか。TOKIOとグループエージェント契約を結んでいるスタート社は、「現在いただいているお仕事については、ご依頼主のご意向もよりますが、全うする所存です」と回答した。今後については、「関係者の皆様とご相談の上、検討いたします」としている。なお、城島さんと松岡さんが今後、スタート社と個人で契約して芸能活動を続けるかについて、「現時点では決まっておりません」とした。