「俺たちが曜日に対して思ってる事を可視化する」──。1週間のうちに感じる心の浮き沈みを、あるあるネタのように鋭く捉え、からくり装置として作った動画がXで「7万件いいね」の注目を集めている。投稿者に制作背景を取材した。「確かにこんな感じだw」「これは拍手モノ」話題となっているのは、Xユーザー・TaT(@TaT12364250)さんが2025年6月21日に「俺たちが曜日に対して思ってる事を可視化する装置を作ってみたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」と投稿した約1分の動画だ。段ボールなどで出来たコースが右に傾斜して広がり、1週間の流れを表すように、曜日ごとのメッセージも添えられた様子。そのうえを小さなボールが転がっている。まずは「1番憂鬱月曜日」とあり、うねった道をひたすらに進む。「まだまだ2日目火曜日」で左右に行き来しながら階段状のレールを下って、「週の真ん中水曜日」はハーフパイプをのびやかに滑る。「少し気が楽木曜日」はただ直進。「夜から天国金曜日」でエレベーターに乗って直上後、「めっちゃ最高!土曜日」で斜面を急降下。ハイスピードでループコースターに突入し、一回転した先は「月曜ちらつく日曜日」。お椀型の穴に吸い込まれると「また一週間がんばろう!!」と応援されながら、ボールがぎっしり詰まった縦パイプで運ばれて、再びスタート地点へ戻る。投稿は7万2000件超の「いいね」を集め、「確かにこんな感じだw」「1番テンションがあがるのは、金曜日の退社時です」「土曜日が一瞬(笑)」「月曜日へ向かうエレベーターが憂鬱すぎて草ww」「可視化の精度高くて涙目 みんなも一緒に乗り越えようね...」「これは拍手モノだわっ」などと楽しまれている。「多くの方に共感をいただけたようで」投稿者喜び投稿者のTaTさんは25日、J-CASTニュースの取材に応じ、制作背景として、「私は毎週ゲームを制作しており、最近では『思っていることを可視化する装置』が多くの方にご好評いただいております」と活動を振り返った。そのうえで「今回の装置も、『私が一週間に対して思っていること』を面白おかしく表現すれば、多くの方に共感していただけるのではないかと思い、制作に至りました」と経緯を説明している。装置は全て自分で設計したといい、制作には約15時間かかったという。特にこだわったポイントは「土曜日の装置である『コースターが一回転する演出』です」といい、反響を受けて「おかげさまで、想定通り多くの方に共感をいただけたようで、大変嬉しく思っております」と喜んでいた。
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