ラッピング電車「パンダくろしお」、パンダ帰国後も運行継続 JR西日本「楽しい思い出に感謝」

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   JR西日本は2025年6月26日、パンダデザインのラッピング電車「パンダくろしお」の運行を継続する方針を発表した。

  • 「パンダくろしお」。パンダ帰国後の動向が注目されていた
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  • JR西日本の発表。独特なデザインが人気の電車だ
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「アドベンチャーワールドにパンダがいる」と誤認されないように「順次、適切な対応」

   「パンダくろしお」は、JR京都線・京都駅からきのくに線・新宮駅を結ぶ特急電車だ。車体にはパンダの顔や動物たちのイラストでラッピングされており、車内の扉にも動物たちの姿がデザインされている。また、グリーン車や女性専用席を除く全座席のヘッドカバーには、ジャイアントパンダのイラストがあしらわれている。

   和歌山県西牟婁郡のテーマパーク「アドベンチャーワールド」で飼育されていたジャイアントパンダ4頭が6月28日をもって中国に返還されることを受け、「パンダくろしお」の今後を懸念する声も出ていた。

   こうした中、JR西日本は26日、「弊社の『パンダくろしお』は多くのお客様からご好評いただき、運行継続の励ましのメッセージも多くいただいていることから、長年パンダが届けてくれた楽しい思い出に感謝の気持ちを表し、運行を継続いたします」と発表。

   継続にあたっては、「なお、『アドベンチャーワールドにパンダがいる』とお客様に誤認されないように順次、適切な対応を講じてまいります」という。

   発表には、「運行継続して頂き、ありがとうございます パンダくろしお号に乗った時のワクワク感は忘れられません。浜家の思い出と共に走り続けて下さい」「誰もが乗りたいと思ってしまう『パンダくろしお』。いつかまたパンダさんが(浜家の誰かの子孫だと尚嬉しい)来てくれる日まで ファンの夢と希望も乗せて走り続けてほしいです」などとする声が寄せられている。

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