「お客様に喜んでもらいたいという気持ちがみんな一緒」
お客様に喜んでもらえる製品づくりに貢献したいと語る牧さん
では、第一三共ヘルスケアの革新的な製品は、どのように生まれるのだろうか。
製品開発の体制について、牧さんは「製品の企画立案から発売まで、すべてのステージにおいて研究担当やマーケティング担当と協力しながら製品開発を行う」という。
とりわけ、第一三共ヘルスケアが研究開発で大切にするのは、「エビデンス・ベースド」――つまり、科学的根拠に基づいた製品開発だ。
牧さん自身もこの考えに共感し、「この会社に入ろうと思ったきっかけでもありますし、いまもなお、その考えを大切にものづくりをしています」と胸を張る。一方、辻さんは、第一三共ヘルスケアの研究開発、ものづくりの強みを次のように説明する。
「第一三共オリジナルの開発成分というものがあり、医療用の医薬品から始まって、市販薬（OTC医薬品）、その先にはスキンケア、オーラルケアといった形で、医薬部外品としても使えるようになっています。
医薬品の効果から広がりを持っている成分というのが第一三共ならではで、研究が深掘りできる成分です。研究サイドとしては、そういった成分を新しい製品に還元できていけたらと思い、研究を進めています」
第一三共ヘルスケアには誠実な人が多いと語る辻さん
第一三共ヘルスケアの研究員たちは「お客様に喜んでもらいたいという気持ちがみんな一緒」（辻さん）だ。そうした誠実な人たちが、真摯な姿勢で製品づくりに携わる。その想いに、牧さんもうなずく。
「開発職に就く前のバックグラウンドとして、研究も携わっていたことがあります。研究のバックグラウンドを活かして、『どうやっていいものづくりができるか』というところを一緒に考えられるといいかなと思っています」
「お客様に寄り添う」を大切にする第一三共ヘルスケア。辻さんは「まだまだ研究者として、お客様のためにできる研究がいっぱいあるんじゃないか。まずはそれを1つずつでも進めていき、皆さまに喜んでいただけるような製品づくりに貢献できたらと思っています」と信念を語った。
第一三共ヘルスケアは、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」の信念のもと、人々が健やかに過ごせるよう、真摯な姿勢で製品づくりと向き合い続けている。
