「なんかそこだけ取りあげて......そんなふうに思ってない」
また、港氏だけでなく大多亮元専務(関西テレビ元社長)も、女性アナウンサーを対象として同様の会合を行っていたことが指摘された。
参加したことがあるという女性は、大多氏が「女性アナウンサーは上質なキャバ嬢だ。ホステスで売れるアナウンサーが、良いアナウンサーだ」と語っていたと告白。こうした発言から、アナウンサーらは必死に接待をしていたという。
大多氏は、発言の真意について問われると「言葉の選び方が悪いと思うんですね、私の」。「なんかそこだけ取りあげて......」と言いよどみ、「そんなふうに思って、本当に思ってないですし」と否定。記憶はないとしつつ、「(言った記憶は)ないけども、記憶されている方のほうが絶対記憶されてると思うので、それは否定は全くしないです」ともしていた。
SNSでは、こうした内容について「入社式で、港社長が指名してその会合メンバーに入れるっていう地獄みたいなシステムが気持ち悪すぎるw」「フジ・サンケイグループが批判的に報道してきた北朝鮮の『喜び組』と、港氏をはじめとする役員らの『会合』とは、いったいどう違うと言うのだろうか?」といった声が相次いだ。
調査報告書では、類似事案の調査に関するアンケートで「部長クラスの社員が、若手女性社員を喜び組と呼び、芸能プロダクショントップ等との会合に、喜び組でも呼んどけ、と言っていた」などとする記述が波紋を広げていた。