セルフレジでも起きる「待ち時間のイライラ問題」 ストレスフリーなアプリ導入も進む

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セルフレジでの待機時間を短縮するアプリ

   中高年世代がセルフレジの操作に手間取ることは、やはり頻繁に発生しているといえるだろうか。

   もっとも、店舗にとってはセルフレジが省力化につながり、導入のメリットは計りしれない。そこで、セルフレジでの待機時間を短縮するアプリもある。

   静岡県に店舗を展開する「しずてつストア」では、2025年7月からセルフレジ連携アプリ「ピピットセルフ」を一部店舗で導入した。

   これは利用者が商品を手に取るタイミングで、自らの手で商品のバーコードを読み取る仕組み。セルフレジでは決済だけを済ませる、というものだ。こうすることで、レジでの待機時間の短縮・混雑の軽減を期待できるという。

   一方、イオンリテールが20年3月から本格展開しているセルフレジ「レジゴー」も、利用者が自らスマホアプリを通じて商品のバーコードスキャンし、専用レジで会計するスタイルだ。発表によると、24年6月には300店舗を突破しており、存在感が高まってきている。

   セルフレジの普及や浸透は時代の流れ。今後も、待機列での待ち時間を少しでも短縮できる新システムが次々に開発されていくだろう。

(澤田真一)

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