参院選(2025年7月3日公示、20日投開票)に参政党公認で東京選挙区から出馬している歌手・さや氏に対して殺害予告があったことを受けて、神谷宗幣代表が2025年7月8日日夜、同じ文面のメールが自分にも「何回も来ています」と明らかにした。それ以外にも、「付き纏い、妨害行為、自宅への突撃、盗聴、その他嫌がらせ」などを受けているとした。参院選では、国民民主党公認で東京選挙区から立候補している牛田茉友氏が、「送迎車が長時間にわたり車両に追尾される事案」「身の危険を感じる事案」を理由に遊説日程の事前公表を当面の間、中止すると発表している。この件に対する神谷氏の反応に批判的な声が出ていることについて、「それを恐れていたら政治活動ができないから、今は体当たりでやるしかないと、書いたら今度はそれで叩かれています」などと反論した。「嫌がらせ、いろいろやられています」さや氏は、殺害予告を報じる産経新聞の記事をXで引用し、「一番辛いのは演説に来てくれた人と握手しにくくなってしまうこと。スタッフさんの苦労が増えること。悔しい」と反応。神谷氏も同じ記事を引用して、「同じ殺害予告メール、私にも何回も来ています。付き纏い、妨害行為、自宅への突撃、盗聴、その他嫌がらせ、いろいろやられています」と、自らの周辺に起きている出来事を説明した。さらに、「しかし、それを恐れていたら政治活動ができないから、今は体当たりでやるしかないと、書いたら今度はそれで叩かれています」と続けた。J-CASTニュースの記事URL貼って「ひどい話です」これは、牛田氏の事案について、神谷氏が8日未明に「私も毎日『身の危険感じ』ていますが、皆さん聞いてもらうことを最優先に体当たりでやっています」と書きこみ、事案を非難したりする文脈ではなかったことなどに批判が出ていることへの反応。神谷氏は、この点を報じたJ-CASTニュースの記事URLを張り付けて「ひどい話です」と主張した。東京選挙区は欠員の補充を含む7議席を32人の候補者が争っている。(J-CASTニュース編集委員兼副編集長工藤博司)
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