現役世界王者が井上尚弥「PFP」ランキングに異論、フルトン戦以降の対戦相手は「無名」主張...「トップ3に値しない」

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「スティーブンソンの指摘は的を射ている」

   「私がパウンド・フォー・パウンドのトップを選ぶなら、クロフォードを選ぶ。(ライトヘビー級王者のディミトリー)ビボルも好きだ。人々は彼に十分な評価を与えていないと思う。彼はボクシング界で最も有名な2人の選手を相手に、両方の試合で圧倒した」

   このようなスティーブンソンの意見に対して、「ボクシングニュース24」は、「スティーブンソンの指摘は的を射ている」とし、「井上は対戦相手のレベルが低いため、トップ3に入るべきではない。井上をリストに載せること自体が過剰な評価だ。トップ10は、キャリアにリスクを冒す選手のためのものだ」と主張した。

   井上はフルトン戦以降、5試合を行い、すべてKO、TKOで勝利している。

   スティーブンソンは、フルトン戦以降の対戦相手の「質」を問題視しているが、対戦相手5人のうち、マーロン・タパレス(フィリピン)、ルイス・ネリ(メキシコ)、テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)の3人が、現役もしくは元世界王者だ。タパレスはWBA・IBF世界スーパーバンタム級の王者だった。

   また、スティーブンソンは、自身をPFPの9位か10位に入れるべきだと主張したという。

   スティーブンソンは、16年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得してプロ入りした。プロでは、スーパーフェザー級で2団体の王座を統一し、現在はライト級のベルトを保持している。プロ戦績は23勝(11KO)無敗。

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