釈明会見でも鎮火せぬ鶴保庸介氏発言 「元同僚」からも痛烈批判

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かつて仕えた小沢一郎氏「結局、反省などしていないということ。全てが絶望的」

   鶴保氏を知る人物からも、厳しい声が相次いだ。

   立憲民主党の小沢一郎衆院議員は9日、鶴保氏の発言について「政治家以前に人として絶対に許されない発言。人間性が問われる」と痛烈に批判。

   「多くの尊い命が失われ、多くの方が家を失い、町が崩壊。未だ避難生活を余儀なくされている方もいる。撤回では到底、済まないだろう」として、毅然とした対応を求めた。

   続く投稿では、鶴保氏がかつて内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)をつとめていた際、沖縄県の米軍施設工事への反対派を「土人」とした機動隊員の発言について、差別にはあたらないとする見解を示していたことにも言及した。

「沖縄担当大臣当時も『土人発言』容認発言に加え、『沖縄振興策は選挙結果次第』などと暴言を繰り返してきた人物」

   その上で、「こんな人物が参院予算委員長とは呆れ返る。正に自民党の象徴。和歌山でも全国でも自民党へ鉄槌を」としている。

   10日には、鶴保氏の会見でのふるまいについて「自らの責任が厳しく問われているこの状況下、なぜ小馬鹿にしたように笑えるのか、全く理解できない。結局、反省などしていないということ。全てが絶望的」と切り捨てた。

   「自民党は自民党。いつも同じことの繰り返し。そして、それを止めるのが選挙である」と政党批判につなげた。

   なお、鶴保氏は国会議員になる前、小沢氏の秘書を務めていた経歴がある。かつての「身内」とも言える人物からの批判となるかたちだが、小沢氏はそうした関係性には触れていない。

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