大坂・関西万博で、雨に濡れた大屋根リングに寄りかかったところ、服に茶色いシミができてしまったとするX投稿が注目を集めた。投稿者は大屋根リングから汚れた水が滴ってきたとも伝えた。
こうした事象に対し、万博を主催する日本国際博覧会協会(万博協会)は、「大屋根リングに限らず、屋外にあるものに濡れた状態で触れると、付着した様々な汚れが洋服に移るケースは多分に想定されると思われます」と説明する。
「滴る雨水も茶色くて傘とかメガネも汚れたから要注意」
投稿者は2025年6月23日に「なんで誰も濡れた大屋根リングは色移りするって教えてくれなかったん.........」として、肩の部分に茶色いシミができてしまった白いシャツの写真を投稿した。続けて、「これは不注意やけど、上から滴る雨水も茶色くて傘とかメガネも汚れたから要注意」とも報告した。
この投稿は注目を集め、7月11日時点で9万の「いいね」が付き、「雨の日は汚れてもいい服で行かないとだね」「万博染め......雅やん」「自分もやられましたー」「木材とはそもそもそういうものさ...」などさまざまな反響が寄せられた。
J-CASTニュースの取材に応じた投稿者は、写真は6月23日の午前中に撮影したものだと明かす。当時の状況について、「最初は妻の服に茶色いシミ(寄りかかったものではなく滴った跡)が付いていることに気づき、その後自分の服の汚れに気づきました」と説明した。
正確なタイミングはわからないものの「イタリア館の待機列で待つ間に大屋根リングの柱に寄りかかった時で間違いないと思われます」とした。寄りかかっていた時間は数分程度だったという。
なお、汚れは漂白系の洗剤で落とすことができたという。