気象予報士でもあるタレントの石原良純さんの本領発揮だった。月曜コメンテーターを担当する「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)の2025年7月14日放送で、「これまでの台風の常識が通用しなくなった」と詳しく解説した。この日の放送では、台風5号の影響と進路予想を冒頭で伝えたが、石原さんが注目したのは発生海域だった。
台風の発生は「はるか南の海上」だったのに
台風5号は熱帯低気圧のまま西に向かって進んできたが、「小笠原諸島あたりで、台風に発達というか、昇格したんですね。昔、僕らが子どもの時は、(台風の発生は)はるか南の海上だったんです。ということは、(日本近海の)海水温が高いということだし、(接近してからも)まだ発達している。この時期、梅雨前線があって、台風が来ると、前線プラス台風で大雨ってさんざん僕らはお伝えしてきたと思うんです」と指摘し、「(台風が)まったく様変わりしちゃったな」と戸惑っている。