格闘技イベント「BreakingDown16」が、2025年7月13日に大阪で行われ、判定を不服として不満をぶちまけた元極真空手世界王者、よしきまるに批判の声が集まっている。
判定負けに「おかしい。おかしすぎるやろ」
同団体のCEOを務める朝倉未来(33)が、25年7月14日にユーチューブを更新し、「BreakingDown16」の舞台裏を公開した。
動画は「Another 1minute 〜もう1つの1分間の物語〜」とのタイトルで公開され、大会に出場した選手らの試合後の様子などが紹介された。
動画の中で注目を集めたのが、朝倉が所属するジムのJAPAN TOP TEAM(JTT)と、ブレイキングダウン(BD)の対抗戦だ。
JTT代表の竹見浩史郎と、BD代表のよしきまるが対戦。勝負は延長の末、3-2の判定で竹見が勝利した。
よしきまるは、極真空手の元世界王者のプライドからか、リングを降りる際に、この判定に対して「ありえへん、ありえへん」と首を振って猛アピール。
セコンドに出迎えられると、さらにヒートアップし「おかしい。おかしすぎるやろ」と不満を爆発させた。
そして、花道を引き揚げる際に、ジャッジに向かって「ちゃんと見ろや」と声を荒らげるシーンも。
「よしきまるさんの試合後の態度がすごく嫌でした」
花道でファンから声をかけられると、感情が高ぶったのか、「何がどうあがいて負けか分からない。絶対負けてないっす。意味が分からん」とぶ然とした表情で言い放った。
よしきまるは極真空手の元世界王者だが、ファイトスタイルに派手さを欠くため、アンチも多い。この日は、ファイトスタイルに加え、試合後の態度が悪かったことから、批判的な意見が相次いだ。
動画のコメント欄には、「よしきまる判定に文句言うくらいならフィニッシュして勝ちにいけよ」「そうやって勝敗をジャッジに委ねてるスタイルの癖に文句言うのはダサい」「よしきまるが嫌われる理由がわかった気がする」「よしきまるくんは運営にも客にも嫌われるファイトスタイル貫いて判定でキレる意味が分からない」「よしきまるは文句言うくらいならもっと圧倒的な試合しろよ」「よしきまるさんの試合後の態度がすごく嫌でした」などの厳しい声が寄せらえれた。
よしきまるに勝利した竹見は、アマチュアボクシング出身で、高校時代、全国選抜大会で準優勝した経歴を持つ。ボクシングからMMAに転向し、3月にはK-1のリングに上がるなど、プロ格闘家として活動している。