歌手の工藤静香さんが2025年7月17日、愛犬の死から1年を経て、「大切な存在」を失った後の心の持ちようについてインスタグラムで伝えた。
「大切な人や愛する動物たちを失った悲しみは...」
工藤さんはインスタで瑞々しい草花の写真のほか、3歳で保護し、24年7月に15歳で死んだ愛犬・ヒカルとのツーショットを公開した。
投稿文では「7月は、私にとって特別な月であると同時に、切なさを伴う月でもあります」といい、「大切な人や愛する動物たちを失った悲しみは、時の流れとともに少しずつその形を変え、『大切な存在を静かに思い出す時間』へと移ろっていくのだと思います」とコメント。
続けて、下記のように心構えについての考えを伝えた。
「ふとした瞬間に思い出して涙がこぼれたり、胸が締めつけられるような気持ちになることもあるでしょう。けれどそれは、深く愛していた証であり、決して悪いことではないと私は思います。
ただ一つ、心に留めていることがあります。難しいけれど、、、 『悲しみや苦しみの中に、ずっと留まり続けてはいけない』ということです」
「丁寧に生きることが何よりも大切」死生観明かす
工藤さんは「人生が長いのか短いのかは誰にも分かりません。けれど、思っているほど長くはないかもしれないこの命を、精一杯に、そして丁寧に生きることが何よりも大切なのだと感じています」と死生観を明かし、「そしてあなたの大好きな人、動物、事、を大切にしてください」とも呼びかけた。
投稿のコメント欄には、「愛情溢れる強いお言葉ありがとうございます」「胸がぎゅっとなりました」「ヒカルくん亡くなって1年経つんですねぇ」「お写真見れて幸せです」といった声が寄せられている。