値上がり続く卵でも「安く買える場所」みつけた スーパーやコンビニじゃない...あなたの家の近所にもあるはず

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   「物価の優等生」と呼ばれたのも、今は昔。卵がすっかり値上げの波に飲み込まれている。東京都によると、東京都区部小売価格で鶏卵10個入りパックは、2025年3月に300円台にのり、6月には314円になった。空前の値上がりを記録した2023年以来のことだ。

  • 卵が「物価の優等生」だったのも今は昔
    卵が「物価の優等生」だったのも今は昔
  • 「食品強化型ドラッグストア」の業績が好調だ
    「食品強化型ドラッグストア」の業績が好調だ
  • 卵が「物価の優等生」だったのも今は昔
  • 「食品強化型ドラッグストア」の業績が好調だ

輸入に頼るエサ代が高騰している

   農林水産省は、2024年から2025年初めにかけて相次いだ鳥インフルエンザの影響で供給量が落ちこんだためとみている。さらに、輸入に頼るエサ代や輸送費の増加も影響しているとみられている。

   食卓に欠かせない卵だけに「どうすれば安く買えるのか」と目をこらす人も少なくない。買い物レシートをもとに購買行動を分析する株式会社「mitoriz」が、2025年2月に約3000人を対象にした「卵に関する調査」によると、もっともよく利用されている場所はスーパーで回答者の93.7%を占める。ドラッグストアが29.5%でこれに続き、ディスカウントストアは8.3%、コンビニは5.7%だった(複数回答)。

   注目されるのは3割に達するドラッグストアだ。4年前には17.6%だったから、この間の伸びが目立つ。選ばれる理由はもちろん「安い」からだろう。mitorizのレシート分析で2024年の卵の平均価格は、スーパーの204.6円やコンビニの303.2円に対し、ドラッグストア・薬局は185.8円。「ドラッグストアが最も安値で購入できる傾向が続いている」という。

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