元プロボクサーで、「BreakingDown」(ブレイキングダウン)に出場した経験を持つ飯田将成(39)が、2025年7月18日にユーチューブを更新し、今後の展望を明かした。
飯田「ファンを裏切った形になったのは申し訳ない」
当初、飯田は13日に大阪で開催された「BreakingDown16」で、ラッパーのSATORUと対戦する予定だった。
ところが、同団体のCOOを務める溝口勇児氏(40)の言動に不満を示し、大会直前に出場を辞退した。
飯田のドタキャンにより、溝口氏が「BreakingDown16」に選手として出場。セミファイナル(ライトヘビー級キックボクシング)でSATORUと対戦し、4-1の判定で勝利した。
大会直前に出場を辞退した飯田に対し、インターネット上ではさまざまな意見が飛び交い、批判的な意見も多数見られた。
このような背景の中、親交のあるノッコン寺田(40)をゲストに招いてトークを展開した。寺田は、過去に「BreakingDown」批判を繰り返し、同団体を出禁となっている。
試合をドタキャンし、「BreakingDown」との確執が生じた飯田に対し、寺田が「頭の中の片隅に、いつか(ブレイキングダウンに出る)という気持ちはあるの?」と投げかけると、飯田は現在の心境を率直に語った。
「ファンの人がすごい期待していて、それを裏切った形になったのは申し訳ないという思いがある。最後1試合は見せたいというのはある。ブレイキングダウンかは正直...。最悪、自分のユーチューブでもいいし、戦う姿が見せれればいいのかなと。でも、ファンの人が、ブレイキングダウンで見たいと思っているのか、どこでもいいから戦う姿を見たいと思っているのか。それで変わってくる」
朝倉未来「こちらから飯田にオファーすることはない」
飯田の代役として出場した溝口氏は、試合後、興奮した様子で挑発的な口調で飯田との対戦を呼びかけた。
一方、興行的に「被害」を受けた形の朝倉未来CEO(33)は、飯田の今後の「BreakingDown」参戦について「考えづらい」とし、「こちらからオファーすることはないですね」と明かした。
出場辞退の原因となった溝口氏が、対戦を呼びかけたことについて、飯田は「ぶっちゃけ、イラっとしたとか、そういう感じはない」とし、「なんかアドレナリンが出てるなと。アドレナリンが出て、なんか言っちゃったというくらいで、それをみて『このやろう』みたいな気持ちはなかった」と振り返った。
出場辞退表明から10日を経て、冷静さを取り戻したように見える飯田氏だが、ファンの気持ちは複雑なようで、ドタキャンに対する怒りがくすぶっている。
動画のコメント欄には、飯田の「最後1試合は見せたい」発言に対し、以下のような批判的なコメントが多数寄せられた。
「もう出なくていいよ 朝倉さんがもういらないゆーたんやし」「まだブレダン呼ばれる前提話してるけどもう呼ばれることないだろう」「メインの試合を本番数日前に飛ばしたからもう出たくても出れないでしょ」「元プロで理由がどうであれ、決まってた試合をキャンセルはありえない」「またブレイキングダウン出ようとして草 また逃げるだろ」
「BreakingDown16」に向けて、飯田のスパーリングパートナーを務めたという寺田。自身のユーチューブ動画では、一貫して「飯田は全然悪くない」と擁護し、溝口氏に「非」があると主張している。