「極端な思想『洗い出す』」→「思想チェック」否定、軌道修正?
参政党の神谷代表は、7月22日の定例記者会見でも、まず通したい法案を記者から聞かれ、このことに言及した。
「今、準備しているものは2つあります。1つは、コロナ対策ですね、パンデミック対策に対しての見直し法案みたいなものがあります。もう1つは、スパイ防止法であります」
ただ、「参政党だけで政治ができるわけではない」と説明し、他党とバーターしながら法案への協力を求めていく考えを示した。
会見では、その他の独特の政策についても、質問が相次いだ。
天皇を元首として国が主権を有するとした新憲法案が波紋を呼んでおり、人権をどうとらえているのかと記者に聞かれた。これに対し、神谷代表は、「元々あった人権を減らそうということではないですよ、ということですね。今、明文化されているものは残したうえで、さらに新しい形で権利を提言していこうとかですね、公益というものに関しても、しっかりと明記していこうということであります」と説明した。
神谷代表は7月14日に松山市で行った街頭演説で、公務員について言及する中で「極端な思想の人たちは、辞めてもらわないといけないと思う、私は。これを洗い出すのがスパイ防止法だ」と述べている。会見では、この発言の認識も問われた。
この点について、神谷代表は、「ちょっと言葉足らずの部分があった」として、次のように説明した。
「スパイ防止法で、思想統制だったり、思想チェックというものはするつもりはありません。危険な考え方というのは、要は例えば、昔共産主義でやっていた天皇制打破ですとか、国体の破壊とか、そういったことを言って、それを実際に計画に移したり行動をするということが大事だったり、もしくは、そういった団体に情報を流すということですね」
そのうえで、「思想チェックなんだっていうふうにとられたんだったら、それはちょっと私の言葉足らずで、訂正しないといけないなと思っています」とも話し、過去の考え方からの軌道修正ともみられる発言も出ていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)