iPhone17の発売が迫っている。......という噂でもちきりだ。発表日について「有力説」として、世界各国のテクノロジーメディアおよびテクノロジージャーナリストは「9月9日説」を挙げる。しかも、iPhone17のラインナップは全4種類になるという。レイバーデーの翌週に発表か?アメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドには「レイバーデー」という祝日がある。アメリカの場合は1894年、鉄道車両の製造を手掛けるプルマン社で大規模ストライキが発生したことが祝日制定のきっかけになった。プルマン社と連邦政府は力で鎮圧したが、直後に連邦政府は労組との和解を模索する。その和解に向けた施策の一つとして、レイバーデー(労働者の日)が祝日として制定されたのだ。アメリカのレイバーデーは、9月第1週の月曜日である。つまり、2025年のレイバーデーは9月1日。そしてAppleは、レイバーデーの翌週火曜日に新型iPhoneの発表を行ってきた。したがって、2025年もその例にならうとすると、iPhone17の発表は9月9日ということになるか。米メディアのブルームバーグの記者を務めるマーク・ガ-マン氏も、そのように予想している。ただ、9月第2週の火曜日というパターンから外れた年もあるため、それを加味すると、9月8日も可能性としてあるという見方がされている。17に「Plus」はない?iPhone17シリーズのラインアップは、冒頭に書いたように、4種類と見られている。無印、Air、Pro、ProMaxだ。このあたりは、Apple製品のリーク情報を取り扱うガジェットメディアMacRumorsに詳しく記載されている。いわく、「Appleの超薄型iPhoneは『iPhone17Slim』もしくは『iPhone17Air』と呼ばれているが、実際にAppleがどのような名をつけるかは不明である。ただし、MacBookAirとiPadAirを発売していることを考慮すると、上位モデルであるProとの区別をつけるための名称として『Air』が最も妥当ではないか」とのこと。なお、iPhone16シリーズにはPlusというモデルが存在した。こちらは17では用意されない模様だ。ということは、17Airは16Plusの実質的な後継機ということか?17Airのカメラは単眼かiPhone16Plusは、6.7インチオールスクリーンOLEDディスプレイと2眼カメラを備えていた。一方のiPhone17Airは、ディスプレイサイズこそ6.6インチと16Plusに近い形になりそうだが、リアカメラはあくまでも単眼に留めるという見方が有力だ。iPhone17Airの厚さは6ミリを切るといわれているが、その分だけカメラ性能が犠牲になってしまう可能性も。このあたりは、もしかしたらユーザーを落胆させる要素になるかもしれない。いずれにせよ、これからの発表が待ち望まれる。(澤田真一)