参政党、「会見締め出し」問題でも「報道特集」批判 「期限内に回答がなかった」も神谷代表「回答期限は無理な要求」主張

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「前回の我々の偏向報道との抗議に対して、仕返しをするかのような報道」

   神谷氏は26日、「先日、BPOに申し立てをしたTBSの『報道特集』がまた参政党の印象を貶める内容の番組を配信していたので抗議します」と投稿した。

   番組内で「参政党に対する取材を申し込みましたが期限内に回答がなかった」との発言があったことについて、同党の担当者宛てに取材依頼が届いたのは24日で、神谷氏が確認したのは同日夜だったと説明。翌日には与野党党首懇談会や会談、テレビの収録が続いていたため、「25日の18時までという回答期限は無理な要求でした」と主張した。

   番組の制作意図についても「まるで前回の我々の偏向報道との抗議に対して、仕返しをするかのような報道を目の当たりにし、改めてメディアの『報道倫理』とはなにか、を考えました」とした。

   12日放送の「外国人政策も争点に急浮上 ~参院選総力取材」について、参政党は13日、「選挙報道として著しく公平性・中立性を欠く内容が放送された」として、TBSに抗議と訂正を求める申入書を提出。TBS側の回答についても、「本質的な問題点には一切触れない回答」「極めて遺憾」として、BPO放送人権委員会への正式な申立てを行う方針を明かしていた。

   今回の番組で、参政党側からの抗議について触れる場面はなかった。神谷氏はこの点にも反発している。

「我々は特定の記者の乱暴な取材のあり方に強い問題性を感じ、防衛措置をとっただけであり、特定のメディアの取材を拒否したわけではありません。それを捻じ曲げて今回のような報道をするメディアの『報道倫理』を今一度報道業界の方々に問いたいと考えています」
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