立憲民主党の米山隆一衆院議員が2025年8月5日にXで、石丸伸二氏が立ち上げた地域政党「再生の道」からの離脱を表明する人が相次いでいることについて、「当然です」などと評した。一部ファンからの「バッシング」を離脱理由に挙げたメンバーも「再生の道」をめぐっては、6月22日投開票の東京都議選で42人の候補者を擁立、7月20日投開票の参議院選では東京都選挙区と全国比例区合わせて10人の候補者を擁立したが、いずれも全員が落選する結果に終わった。都議選終了後から8月4日までに、都議選に「再生の道」から出馬した須浪薫氏、土田浩史氏、上間貴子氏、鳥海彩氏がそれぞれXで、「再生の道」からの離脱を表明した。鳥海氏は6月24日にXで、「石丸氏の一部のファンの方からのバッシングが精神衛生的にマイナス」「『次の選挙こそは当選を目的としたい』から」と理由を説明。上間氏は8月4日にXで、「"医療を良くしたい"という原点に立ち返り、まずは医療現場に専念する」とした。米山氏は、この離脱の状況を報じた記事を引用し、「政党は候補者を当選させて政策を実現する為の物」と言及。次のように論評した。「『当選は目標ではない』などと嘯き、当選の為の有効な戦術を展開する事すらしなかった指揮官の下から兵が去るのは当然です」続けて、「勝ちは次の勝ちを呼び、負けは次の負けを呼びます」とも指摘した。石丸氏は都議選では候補者全員落選確実となったことを受け、「都議選に候補者を擁立する」ことが目的だとし「やるべきことはやってきた」と振り返っていた。参院選では、議席獲得を目標にすると明言していた。
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