精神病院に入院していたことを明かしていた実業家の与沢翼氏が2025年8月5日、引っ越しの予定をSNSで明かした。
5月上旬に電撃入院→7月退院後タイへ帰国
与沢氏は4月18日未明、Xに長文のポストを投稿し「仕事をやめてタイに来てから『覚せい剤』にどっぷりはまっていました」と告白し、元グラビアアイドルでモデルの妻・麻美さんが3人の子どもを連れて帰国したことを報告した。
以降も複数回にわたって離婚の進捗などをXで発信していた与沢氏だが、日本への帰国後、5月12日のYouTube配信を最後にSNSでの発信が途絶えていた。
約2か月後となる7月6日、与沢氏はXを通じて精神病院に入院していたことを報告した。YouTube配信では、離婚は事実だとした上で、入院前は「妄想」の症状が出ていたとも明かし、元妻をめぐる疑惑について「僕の勝手な妄想です」と謝罪した。
退院後の10日には、2か月ぶりとなるタイへの帰国を報告していた。
「引っ越しは9月半ばです」
与沢氏は離婚後、SNS投稿やYouTube配信でたびたび家族への未練や反省を語っている。
7月には、騒動発覚前に注文したというポルシェの納車を喜びつつも、「『より戻したい』ってすぐ思っちゃうんすよ。だからきついね」などと率直な思いを明かしていた。
7月31日の投稿では、「想像以上にハードな精神状況です。何をやっても上の空。本当に後悔してますし猛省してます」としていた。
8月5日の投稿では、「今日は新しい家に用があって来ました。引っ越しは9月半ばです」と新たな生活に向け動き出していることを報告。新居で撮影したとみられる自撮り写真を添え、「絶望の中をどうにか生きてます」とつづった。
「元奥さんに対する執着が尋常じゃない」
同日行ったライブ配信では、草薙龍瞬氏によるベストセラー「反応しない練習」(KADOKAWA)を読み、感銘を受けたと語った。元妻への思いについても気づくことがあったという。
「特に俺がすごいなって思ったのが、やっぱ『執着』のところなんですけど。執着をしてると、相手に対して『こうでなければいけない』とか(思ってしまう)。元奥さんに対する執着が尋常じゃないんですよ。だからもう執着をしてるってことを認めて......受け入れるっていうよりも、あるものをあるとして理解するだけだっていうこと」
元妻に対し、「元奥さんは、彼女時代の姿でなければいけない」「どうして俺を愛してくれないのか」といった不満があったと告白。
「こんなこと言うと恥ずかしいんですけど、でも本当にそうで。(自分への愛情が)子どもへの愛情に行っちゃった時に、それが怒りっていうか......なんかそんな感じになってたんですよ」
執着を自覚したことで、「(元妻が)いてくれれば楽だなとか、結局自分のために言ってたって感じなんで。もうそんな求めんのやめようと思いました」とした。
「『なんで俺のことほっとくの』『(俺に)興味ないの』とか」
さらに、承認欲求についても言及。「奥さんに認められたかったってずっと思ってたんすよね。社会的な評価は得られても、家族の評価が得られない、みたいな感覚にずっと悩んでて」と振り返った。
結婚当時の妻への不満について、赤裸々に反省を語っている。
「『なんで俺のことほっとくの』『(俺に)興味ないの』とかずっとです。ごめんなさい、子どもで......。だからそういうところが、母になった偉大になった人とは釣り合わなくなっちゃったんですね」
与沢氏の告白には、「人は苦しんでいる時が一番学びがあるのかもね」「一生懸命自分と戦ってるんですね、、、もがいてもがいてだんだんと自分を認められるようになるのかも。この時間がきっと必要なのかも。頑張れつーくん 応援してますよ」など、応援の声が寄せられている。