出荷作業は出勤必須でも...「業務と健康をはかりにかけたら、どう考えても健康」
今回の取り組みを始める前にも、もともと週3回のリモート勤務体制を取り入れていたという。
ただ、三幸貿易は通信販売業を行っており、商品の出荷や郵送物の荷受け作業などは、出社しなければできない。代表は、「本来は、ユーザーとしては(出荷が)早いに越したことはないんですけれど」としつつ、「社員の環境とどちらを取るかを考え、週3くらいの出荷にとどめようかなというところで、折り合いをつけています」と話した。今回の取り組みを導入し、さらに減らす意向だとした。
X投稿の反響を受け、代表は
「業務と健康をはかりにかけたら、どう考えても健康(が大事)だと思うので、この程度のことは当たり前のことだと受け取られるようになってほしいなと思います。
僕らは昭和の世代なので、例えば嵐のとき、電車が止まったり浸水したりしている中でも会社に行ったことが美談のように語られたり、いざ会社に行ったけど仕事ないねなんてみんなで笑った、というような話が普通にありましたが、考えてみたらおかしな話で。仕事がないならばそもそも行く必要ないと思いますし、考え方を変えていった方がいいと思っています」
と話した。
三幸貿易では「世界一臭い食べ物」といわれる「シュールストレミング」を取扱っており、Xで紹介し、たびたび話題になっている。
(・~・ ).。oO(あまりに暑すぎるので、弊社は最高気温が35℃を超える予報の日は基本的に出勤停止としました。
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) August 6, 2025
元々リモート主体でしたが、出勤日も全て無し。出荷業務など、どうしても必要な業務だけ最低限の出社で回します。
健康より大事な業務なんてありませんので)