登録者177万人気YouTuber、警察騙る詐欺であわや1000万円の被害寸前...「逮捕令状がPDFで来た」

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   チャンネル登録者数177万の人気2人組YouTuberのパパラピーズが2025年8月7日に動画を公開し、メンバーのじんじんさんが警察を騙る詐欺に騙されそうになったことを明かした。

  • 人気YouTuberが詐欺被害未遂に(写真はイメージ)
    人気YouTuberが詐欺被害未遂に(写真はイメージ)
  • 「パパラピーズ」YouTubeチャンネルより
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  • 人気YouTuberが詐欺被害未遂に(写真はイメージ)
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「振り込む寸前だった」

   現在増加している警察を騙る詐欺。携帯電話などに電話を掛け「あなたの口座が犯罪に使われている」「口座を調査する」といってお金を振り込むよう指示するもので、警察庁や警視庁が注意を呼びかけている。

   7日、パパラピーズは「1000万円の詐欺に遭いました。」という動画を公開。じんじんさんが「本当に怖い思いを昨日経験しました」「1000万円の詐欺に遭いそうだった。振り込む寸前だった」と実際には振り込まなかったものの、被害に遭う直前まで騙されてしまったことを明かした。

   じんじんさんによると、朝、携帯電話に着信があって電話に出たところ、相手は兵庫県の生田警察署の捜査一課の警察官を名乗っており、上京して最初の住所を提示されたことから、本物の警察であると信じてしまったと明かした。

   その「偽警察官」から、資金洗浄事件に巻き込まれていること、事件の犯人の自宅からじんじんさんの名義の口座が出てきたことが説明されたという。さらに、「いまあなたは逮捕状が出てる」「逮捕状を止めている状態なので、取り調べをオンライン上でしましょう」と、LINEでビデオ通話することになったと説明した。

偽警察官、検事を名乗る男から指示

   ビデオ通話で、じんじんさんは個人情報を漏らしてしまい、「偽警察官」からは「不正なやりとりをしていない証明をする必要がある」として、警察署に担保金を限度額まで振り込むように指示されたと明かした。

   その後、検事を名乗る男に電話が代わり、仕事をリスケジュールするよう指示されたり、口座振り込みを急かすような言葉をかけられたりしたと説明。また、「逮捕令状がPDFで来た」といい、実際に送られた偽装された逮捕状も公開した。

   一方、じんじんさんは自身が潔白だという確信があったため、検事に代わった時点で違和感を覚えていたと話した。さらに、オンラインでの振り込みが上手くできず、カスタマーセンターに問い合わせた際、カスタマーセンターの人が警察を騙る詐欺があると教えてくれたといい、この時、じんじんさんは「やっぱ、せやんな!」と「洗脳」が解けたことを明かした。

   その後、じんじんさんは相手との電話を切り、マネージャーに電話。詐欺グループからの電話が鳴り続けており、まだ若干騙された状態だったものの、マネージャーから電話を取らないよう指示を受け、事なきを得たとのことだった。

警察からは「自分から折り返しして」「知らない電話は出ないで」

   なお、同時に本物の警察がじんじんさん宛で作成された「偽物の逮捕状」の存在を把握したことから、じんじんさん宅やマネージャーの元を訪れていたという。その後、じんじんさんは自ら110番し、生活安全課から事情聴取を受けたことを明かしていた。

   じんじんさんによると、かかってきた電話番号は実際の警察署の番号だったという。そのため、警察官を名乗った電話があった場合、一度切ってから自分で電話をかけ直し、在籍確認する必要があると説明した。

   警察からは「自分から折り返しして」「知らない電話は出ないで」と言われたとのこと。一方、じんじんさんは信じてしまった理由について「個人情報を知ってるってところが信頼が厚くなっちゃった」と話していた。

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