米国の新車販売ベスト1位GM、2位トヨタ
改めて今回の対米自動車関税交渉を眺めると、税率15%の影響を最も受けるのは日本と韓国だと言えるだろう。日韓に比べ、EUの対米輸出は相対的に少ないからだ。
米オートモーティブ・インダストリー・セールス・リポートによると、2025年1~6月の米国の新車販売ベスト10は、1位GM、2位トヨタ、3位フォード、4位現代・起亜、5位ホンダ、6位ステランティス、7位日産、8位SUBARU(スバル)、9位VW(フォルクスワーゲン)、10位テスラだった。
各国別では日本メーカーが米国市場の36.9%を占め、米国が34.2%、韓国が10.5%、ドイツが8.8%と続く。一見して日本メーカーの割合が高いが、関税の影響という点では、日本よりも韓国への影響が大きいはずだ。