プロ野球の中日・井上一樹監督(54)の試合後の発言が、インターネット上で物議を醸している。
井上監督「オレもケガ人は出したくないし」
中日は2025年8月17日、本拠地バンテリンドームでDeNAと対戦した。
中日の先発は松葉貴大投手(35)で、DeNAは藤浪晋太郎投手(31)を先発に起用。3年ぶりに日本球界に復帰した藤浪にとって、今シーズン初のマウンドだった。
制球に難がある藤浪が先発するとあって、井上監督は「藤浪対策」としてスタメン9人すべて左打者を起用した。試合は4-4で延長戦に突入し、DeNAが12回に犠牲フライで1点を入れ5-4で勝利した。
先発の藤浪は5回を投げ、打者20人に対して5安打5奪三振1四球1失点(自責1)。勝利投手の権利を持ったまま降板したが、6回に同点に追いつかれ、今シーズンの初勝利はならなかった。
不安視された死球はひとつもなく、四球は1つだけ。スポーツ紙の報道によると、井上監督は試合後、スタメン9人すべて左打者を起用した意図について、「オレもケガ人は出したくないし。ベストオーダーで臨めない」などと語ったという。
この井上監督の発言は、インターネット上で大きな話題となり、中日、DeNAのファンの間で物議を醸した。
「実際それで死球回避できてるんなら正解」の声も
「藤浪を井上監督が悪い意味で特別な投手とみている事は仰る通り間違いないでしょう」「井上監督の発言は正しい」「実際それで死球回避できてるんなら正解やん」「打線の組み方が今の藤浪の現状を考えて、間違っているとは思わない」「井上監督がそういうオーダーにするのも、三浦監督が藤浪を先発で出すのも、お互いに勝手かなぁと思ってます」「一試合で残りのシーズン出れなくなるよりマシ」「藤浪相手ならこれで正解ですよ」と理解を示す声が上がる一方で、次のような意見も寄せられた。
「プロとしてどうなん?」「自分は『あの采配』ではなく『あのコメント』が残念でした」「勝手に左9人にして、【ベストオーダーじゃないから負けました】 ってwww」「負け犬の遠吠えだわ」「昨日の試合出たやつは監督から怪我してもいいって思われているって考えないのかな?」「井上監督そのコメントは敗戦を藤浪さんへ責任転嫁してるだけだわよ」「対戦選手に対する公然とした侮辱行為」「監督の立場の人がそれ言うの選手に失礼すぎないか?」
報道によると、中日がスタメンで9人の左打者を並べたことについて藤浪は試合後、「勝手に嫌がってくれる分には好きなだけ嫌がってくださいと。自分はまた左が並んだということで、球種の使い方が変わるなと思っただけですね」と語ったという。
3連敗の中日は、今シーズンワーストとなる借金「12」。4位・広島とは1ゲーム差で、最下位ヤクルトとは4ゲーム差となっている。
上々の復帰初登板
— ⚾️DAZNベースボール (@DAZNJPNBaseball) August 17, 2025
藤浪晋太郎 5回1失点投球
※映像は3回の奪三振
<今日の内容>
回数:5
球数:86
安打:5
三振:5
四球:1
死球:0
失点:1
⚾プロ野球(2025/8/17)
????中日×DeNA
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