第107回全国高等学校野球選手権大会(甲子園大会)に出場した仙台育英高校(宮城)が、2025年8月17日に同校を5-3で破った沖縄尚学高校(沖縄)に対し、エールを送った。これがSNSで注目を集め、賞賛の声が寄せられている。
「チバリヨ沖縄尚学」
仙台育英は試合翌日の18日夜、仙台育英学園野球部OB会公式アプリで「夕方に多賀城校舎に着き、全部員で顔合わせてミーティング。そして沖縄尚学さんへの動画撮影!比嘉監督にも送らせていただきました」と報告。「チバリヨ沖縄尚学」とエールを送った。
アプリ内には、その応援動画も公開されている。1人が「フレー!フレー!尚学」と応援し、その後ろに集合している部員たちが手拍子をしている。最後に全員で「頑張れー!」とエールを送っていた。
Xでは試合に負けても相手を応援する仙台育英の姿勢に注目が集まり、「仙台育英、人間性も素晴らしい」「こういうの見ると心が温かくなる。沖尚優勝してくれー」「何て良いチーム」「かっこよすぎるな仙台育英...」「最後まで泣かせてくれる~また来年だね!!」といった声が寄せられている。
沖縄尚学は19日の準々決勝で、東洋大姫路(兵庫)に2-1で勝利し、夏の甲子園では初めてとなるベスト4に進出した。準決勝は21日、沖縄尚学は山梨学院(山梨)と対戦する予定だ。