日本保守党の百田尚樹党首が2025年8月19日、新型コロナウイルスのワクチンをめぐる持論をつづり、注目を集めている。
「疑り深い性格だっただけだ」
百田氏は19日、Xで拡散された同党の北村晴男衆院議員によるワクチンを「巨大なロシアンルーレット」に例えた動画を引用し、自身の思いをつづった。
北村氏はかつて公開していた動画で、ワクチンについて「国民・社会全体の公衆衛生を考えれば非常に効果があるわけなんですが」としつつ、新型コロナウイルスの場合は「これまでに行われていた予防接種に比べると、短時間で薬を作りましたね。そうすると、十分に安全性は検討されていなかった」と語っていた。
百田氏は「実は私も家族もワクチンを打ってない」と明かし、「その理由に深い意味はない。ただ、疑り深い性格だっただけだ」とした。
その上で、「ワクチンに関して妙だなと思うのは、日頃、政府やメディアの言うことを信じない人たちが、ワクチンに関してだけはものすごく素直になって我先にと打ったことだ。お陰で世界一の接種国となった」としている。