設置場所を選べる場合は「北向きのベランダなどに」
日立ジョンソンコントロールズ空調の広報担当者も、「室外機の放熱(ファンの吹き出し)を妨げないようご注意の上、日除けなどで遮熱することで、運転効率の低下を軽減することができます」とした。
さらに、室外機の設置場所の地面や周囲の温度が高くなっている場合も運転効率が下がる可能性があるといい、「室外機の設置場所を選べる場合は、北向きのベランダなどに設置することをおすすめします」とした。
また、日立ジョンソンコントロールズ空調では、エアコン用の別売部品として「日除けテント」を販売しているという。機種により「適合する日除けテントの型式が異なります」とした。
三菱電機の広報担当者は、「室外機の上やファンの前などに物を置いたり囲いをしたりして風の流れを妨げてしまうと、室外機周辺がより高温になる可能性があります」とし、「室外機の周りは整理整頓し、風をさえぎる物は置かないようにしてください」と呼びかけた。
(8月22日8時40分追記)
日立ジョンソンコントロールズ空調への取材内容を追記しました。