プロ野球巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28)のバット折りが、インターネット上で賛否の声が上がっている。
バットを右太ももに叩きつけ真っ二つに
巨人は2025年8月20日、神宮球場でヤクルトと対戦し、キャベッジは「2番・レフト」でスタメン出場した。
インターネット上で物議を醸したのは、巨人が2点ビハインドで迎えた5回の攻撃だ。
先頭の森田駿哉投手(28)がライト前ヒットで出塁。続く1番・泉口友汰内野手(26)が3塁ゴロで、泉口が1塁に残った。
1死1塁の場面でキャベッジが打席に入った。1ボールから2球で追い込まれ、4球目のチェンジアップを空振り三振。
チャンスに打てなかった怒りからか、キャベッジはバッターボックスから出るとすぐにバットを右太ももに叩きつけ、バットを真っ二つにへし折った。
キャベッジの「バット折り」は、インターネット上で大きな注目を集め、野球ファンの間で賛否両論の声があがった。
「ますますキャベッジを好きになりました」
「別に今までキャベッジだけが折ったワケじゃないでしょ」「感情を出す選手は好きなので、ますますキャベッジを好きになりました」「気持ちある奴いいじゃん」「選手は本気でやってるんだから怒りが収まらないことだってあるだろうよ」「いやー、これはバット折りますわ。 キャベッジ選手に同情します」と一定の理解を示す声の一方で、次のような批判的な意見も見られた。
「キャベッジの三振後のバット折りの態度は子供も見に来てるのに、あれはいかんやろ」「道具を粗末に扱うなんて子供に見せられない」「バット職人が丹精込めて作ってくれただろうに可哀想」「自分の不甲斐なさを、仕事の大事な道具にあてつけるのは間違っている」「バット折りで流れおかしくなったと思う...懲罰交代してくれ」
キャベッジはここ最近、打撃が不調で、14日の阪神戦から19日のヤクルト戦までの4試合でヒットがなかった。この日は4打数無安打2三振で、打率を.243まで落とした。
なお、巨人は2-7でヤクルトに敗れた。