NPBの3割打者は1人だけ...果たしてこれは正常なのか 韓国メディアが検証、KBOリーグには11人も!

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   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2025年8月21日、日本プロ野球の特集記事を組み、日本球界に3割打者が激減している状況を独自に検証した。

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「3割の打率は本当に難しい」

   日本のプロ野球は近年、「投高打低」の傾向にあり、今シーズンも同様だ。

   20日時点で、打率3割超えはセ・パ両リーグで、打率.307の楽天・村林一輝内野手(27)ひとりだけ。セ・リーグは、打率.293の広島・小園海斗内野手(25)がトップに立っている。

   「スポーツ朝鮮」は、日本球界の「投高打低」現象に注目し、「これは正常か異常か、日本では両リーグ12チームで3割打者がたった1人だけ、KBOリーグ11人」などのタイトルで記事を展開した。

   記事は「3割の打率は本当に難しい」と書き出し、「パシフィックリーグとセントラルリーグを合わせた両リーグを通じて、3割打者はパシフィックリーグの村林ただ1人だけだ。セントラルリーグでは3割打者が消えて久しい。3割付近の打者もいない。過去に例のない『投高打低』のシーズンだ」と伝えた。

   そして、こう続けた。

   「昨シーズンのセントラルリーグは、2人の外国人打者が3割を記録した。DeNAのタイラー・オースティンが打率.316、ヤクルトのドミンゴ・サンタナが打率.315を記録し、1位と2位にランクインした。今年は両選手とも怪我で苦戦している。オースティンは42試合で打率.253、サンタナは60試合で打率.274だ」

KBOリーグ首位打者は打率.343

   日本球界とは対照的に、KBOリーグでは3割打者が11人存在する。首位打者のアン・ヒョンミン(KTウィズ)は、打率.343の高い数字を記録。2位のキム・ソンユン(サムスン・ライオンズ)は、打率.333をマークしている。

   「スポーツ朝鮮」は、打撃における日本と韓国の相違を伝えた上で、「パシフィックリーグには潜在的な3割打者候補がいる」とし、次のように解説した。

   「ソフトバンクホークスの周東佑京が打率.300、同じチームの牧原大成が打率.308を記録中だ。2人は20日の西武戦で共に4打数1安打をマークした。20日現在、周東は規定打席に9打席、牧原は34打席不足している。怪我なく現在のペースを維持できれば、打率3割は可能だ」

   日本では、「投高打低」の傾向が投手の防御率に反映されている。防御率1点台の投手が、セ・リーグで3人、パ・リーグで4人存在する。なかでも、ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)の防御率1.13は突出している。

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