「もうちょっと筋力がつけば、150キロを投げれるようになる」
スポーツ紙の報道によると、将来的な目標はプロ入りで、高校卒業後は大学に進学する予定だという。
明治大学野球部出身の武田氏は、「俺の大学(明治大学)にこないかな」と切り出し、西村の投球について、次のように分析した。
「ああいうピッチャーがほしい。球はまだ速くなる。もうちょっと筋力がつけば、150キロを投げれるようになる。コントロールがいいのが、いいじゃない。チェンジアップをうまく投げている。高校生からしたらチェンジアップは魔球だから。結構、腕が振れて球がこないから、あれはなかなか打てないよ」
そして、こう続けた。
「(西村を)欲しいけど、(進路は)どこかにもう決まっているのかな。プロには行かずに大学に行って4年生になったら、ドラ1になる可能性がある。変化球をストレートと同じような腕の振りで投げるのが、高校生だと難しい。(西村は)変化球とストレートが同じ感じで投げられるから、勝ってこれたのだと思う」
西村は滋賀県甲賀市出身で、身長177センチ、体重70キロの左打左投。1年生の秋からベンチ入りし、24年の夏の甲子園では4試合に登板した。