「経営×サプライチェーンマネジメント(SCM)」を軸にカンファレンスが充実
――「SCMワールド」へ出展・登壇する企業の特長を教えてください。
小笠原さん 出展企業はSCMの高度化・最適化を実現するコンサルティングファームやSCMシステム、AI活用、リスク管理ソリューション、調達購買DXなど多岐にわたります。
また、今回は初開催ということもあり、とにかく「経営×サプライチェーンマネジメント(SCM)」を軸にカンファレンスの充実を図りました。AI・地政学リスク・レジリエンスなど、注目テーマを3日間で全5セッション、毎日開催します。
具体的な出展・登壇企業としては、SAPジャパン、デロイト トーマツ コンサルティング、クニエ、Zionex、Resilireなど、SCM領域で先進的な取り組みを行う企業が名を連ねています。
それぞれが、環境配慮型物流、サプライチェーンの可視化、AIによる需要予測、リスク管理ツールなど、SCMの高度化・最適化に向けたソリューションを提供しており、来場者にとっては最新トレンドや課題解決のヒントを得られる貴重な機会となるはずです。
毎回にぎわいをみせる「サステナブル経営WEEK」。ビジネスチャンスにつながる新たな出会いがある(2024年10月の様子)
――最後に、あらためて「SCMワールド」はどんな人に足を運んでほしいと思いますか。
小笠原さん 「SCMワールド」では企業の経営層、経営企画部門の皆様はもちろん、調達・購買・物流・生産といったサプライチェーンに携わるすべての方々に足を運んでいただきたいと考えています。
経営層と現場が同じ視点を共有し、課題を俯瞰的に捉えることで、初めて持続的な成長が実現できるものです。来場者の皆様がここで新しい気づきを得て、実務に直結する解決策や未来への道筋を持ち帰っていただける場にしたいと思っています。
そして、長期的には「SCMワールド」をサプライチェーンマネジメント(SCM)関係者が世界中から集まるプラットフォームとして確立していきたい――そんな信念を抱いています。
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企業向け脱炭素ソリューションなどを扱う企業が出展する「サステナブル経営WEEK 秋」は2025年9月17日(水)~19日(金)の10:00~17:00に幕張メッセで開催(世界最大級のエネルギー総合展「SMART ENERGY WEEK秋」も同時開催)。特別企画「SCMワールド」では、専門家による講演やパネルディスカッションが充実しているのも特長だ。