見解が割れる田久保市長と伊東市
田久保市長が続投理由に掲げるメガソーラー計画や新図書館問題を巡っては、市長と市の見解が異なる事態が相次ぎ、市は公式ウェブサイトでたびたび説明している。異例のことだ。
伊豆高原のメガソーラー計画を巡り、田久保市長は「予断を許さない状況」と主張。ところが市は8月29日、公式サイトで次のように言及して市長と意見を異にした。
「事業者は開発に必要なすべての許可を取得している状況ではないため、現状、工事の進捗は見られません」
さらに、市がメガソーラーを規制する条例を制定していることも明記した。
また、市長が「水面下で激しく動いている」と主張する新図書館問題を巡っても、伊東市は9月3日、建設状況について公式サイトでこう説明した。
「田久保市長就任の翌日である5月30日に入札を中止し、現状は白紙の状態」
なお市は、市長から指示を受けて図書館の課題を検討しているところとしている。