毎日新聞、石破茂首相の退陣報道を説明 音喜多駿氏「言い訳のオンパレード」、SNSでも批判の声

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   毎日新聞が2025年9月8日付朝刊で、石破茂首相の退陣に関する25年7月下旬の記事について、「退陣へ」などと報じた経緯を説明した。だが、SNS上では、「何が言いたいのかわからない」などの批判が上がっている。

  • 毎日新聞社
    毎日新聞社
  • 毎日新聞デジタルの記事。現時点でも掲載が続いている
    毎日新聞デジタルの記事。現時点でも掲載が続いている
  • 記者会見で退陣を表明する石破茂首相(2025年9月7日撮影)
    記者会見で退陣を表明する石破茂首相(2025年9月7日撮影)
  • 毎日新聞社
  • 毎日新聞デジタルの記事。現時点でも掲載が続いている
  • 記者会見で退陣を表明する石破茂首相(2025年9月7日撮影)

音喜多駿氏は「言い訳のオンパレード」

   毎日は7月23日夕刊1面や、翌24日朝刊1面などで「石破首相、退陣へ」と題する記事を報じた。たとえば毎日新聞デジタルに掲載された23日付の記事では、参院選大敗の結果を踏まえ、石破氏が8月末までに退陣を表明する意向を固め、周囲に伝えたとしている。

   毎日は9月7日付のオンライン記事や、翌8日付朝刊で、「退陣へ」と報じた経緯を説明した。参院選の間、石破氏は周辺に進退をほのめかすような発言をしていたとし、首相退陣を前提にした総裁選の準備を8月中に始めるという情報なども関係者から得たという。そのほかの取材も踏まえ、総合的に判断して記事を掲載したとした。

   だが石破氏は、読売新聞や毎日の報道後も首相を続投。毎日は、石破氏が「政治空白」を懸念して報道を否定することは想定しつつも、「記事の中で説明しておらず、読者の皆様を混乱させる結果となってしまいました」とコメントした。

   最後に、「今回の報道への交流サイト(SNS)を含めた反響を教訓に、今後はより丁寧な政治報道を心がけてまいります」としている。

   しかし、この経緯説明に対し、SNS上では、「なぜ誤報と言えないのか」「全然説明になってない」「言い訳のオンパレードで酷い」などと批判する声が上がっている。

   また、日本維新の会・音喜多駿元参院議員もXで批判している。7日の投稿で、「......酷いな。言い訳のオンパレードで、最後の最後にようやく謝罪めいた文言が出てくる。無責任な報道を続け、誤報を打ってもこの体たらくでは毎日新聞の信頼は地に落ちる一方ではないでしょうか」と指摘した。

   この投稿に対し、同党・藤田文武衆院議員も「何が言いたいのかわからないですね」とXで反応。続く投稿で、「毎日新聞が」と補足している。

姉妹サイト