「143試合を勝ち抜くのが本当の優勝」阪神独走VにOB持論、短期決戦CSは「実力通りに結果が出ない」

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24年シーズンはリーグ3位DeNAが下剋上

    昨シーズンのセ・リーグは、リーグ3位のDeNAが、CSで2位・阪神、1位・巨人を次々と破り、日本シリーズに進出。日本シリーズでは、パ・リーグ覇者ソフトバンクを4勝2敗で破った。ペナントレースのDeNAの勝率は5割7厘で、かろうじて5割をキープしていた。

    24年ポストシーズンは、DeNAの「下剋上」で幕を閉じたが、田尾氏は「1番価値があるのは、143ゲームのペナントレースを勝ち抜くこと」とし、楽天の監督時代を振り返りながら、次のように語った。

    「ここ(リーグ優勝)を目指してどのチームもやっている。そういう点では、143ゲームを素晴らしい成績で勝ち切った阪神タイガースの面々は、すごい価値のあることをやった。(7日時点で)78勝45敗。うらやましいですね。僕は1年間、(楽天の)監督をやらせていただきましたが、39勝97敗(1分け)でした。よく負けました」

    セ・リーグは、CS進出をかけた争いがし烈で、2位・巨人を3位DeNAが1.5ゲーム差で猛追。4位・中日と3位DeNAの差は3.5ゲーム。5位・広島は0.5ゲーム差で中日を追っている。

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