伊東市・田久保市長が議会解散 その直後にポストしたドヤ顔に大ヒンシュク

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   静岡県伊東市の田久保真紀市長が2025年9月10日、市議会の解散を報告した。

   SNSでは、投稿に添えられた「自撮り写真」が波紋を広げている。

  • 田久保真紀・伊東市長(伊東市のウェブサイトより)
    田久保真紀・伊東市長(伊東市のウェブサイトより)
  • 伊東市・田久保市長のポスト。解散直後のドヤ顔のポストが波紋を広げた
    伊東市・田久保市長のポスト。解散直後のドヤ顔のポストが波紋を広げた
  • 田久保真紀・伊東市長(伊東市のウェブサイトより)
  • 伊東市・田久保市長のポスト。解散直後のドヤ顔のポストが波紋を広げた

「この先、誰が市長になろうとも1度灯した改革の灯は消えない」

   田久保氏をめぐっては、9月1日に不信任決議案が市議会に提出され、全会一致で可決。田久保氏は11日までに自らの辞職・失職もしくは議会を解散するかの選択を迫られていた。

   10日の投稿では、「おはようございます。先ほど、議長室を訪問しまして市議会の解散の通知を致しました」として、議会の解散を選択したことを報告した。

   「10時半からの発表を控えて報道陣が集まっております。伊東市政の改革と刷新の為、そして地域を守る為に引き続き全力で尽くして参ります」とつづっている。

   SNSでは、「自身の不祥事を理由に市議会を解散する事に大義はありません 民意を問うなら市長選で十分です」「伊東市の為に頑張って下さい。応援しています」など、解散の判断について賛否の声が寄せられた。

   続く投稿では、「この先、誰が市長になろうとも1度灯した改革の灯は消えない。地域を守り、そして前へと進んでいく。本日、市議会を解散する選択を決断いたしました」と表明。

   「日々、今日しか時間は無いのだという危機感を持ち、やがて来るであろう次の世代にバトンを渡す為にも、成すべきを成して参ります」と決意を明かした。

「よっぽど自分が好きなんだねぇ~」

   こうした中、SNSで大きく注目を集めたのは田久保氏の投稿に添えられた「自撮り写真」だった。庁舎内で撮影されたもので、背景の壁には報道陣とみられる複数人の人影が反射しており、田久保氏は口元を引き締め、凛とした表情を浮かべていた。

   不信任決議案提出後も、田久保氏はSNSで自らの動向を発信してきた。6日には前日に発生した突風被害を受け市内の被害状況を視察したとの投稿で、防災服を着用した自撮り写真を公開。

   9日には「本日はお昼は時間が取れたので伊東市役所8階の食堂で定食をいただきました」とし、見晴らしの良い食堂でランチを楽しむ様子を明かしていた。

   辞職・失職もしくは議会解散という大きな選択の期限が迫る中での「平常運転」ぶりに注目が集まっていた田久保氏だが、解散報告でも強気な姿勢を崩さなかったことに、呆れる声が相次いでいる。

「ま~た自撮りですか...よっぽど自分が好きなんだねぇ~」
「自撮りして個人のSNSに投稿とかは、昼休みとか退勤後にした方が良いと思います。勤務時間に遊んでいると他の職員の方とかに示しがつかないと思います」
姉妹サイト